沈黙の教室/折原 一

青葉ヶ丘中学3年A組―悪魔のようなこのクラスを、担任教師が名づけて「沈黙の教室」。何者かが不気味な恐怖新聞を発行し、つぎつぎと粛清の対象を指名していく。そして行なわれる残酷ないじめ。やがて20年がたち、クラスの同窓会の告知が新聞に載った時、報復を誓う者による大量殺人計画がひそやかに進行しはじめた!めくるめく多重構造の謎と、じわじわと忍びよる恐怖。日本推理作家協会賞長篇賞に輝くサスペンス。—Amazonより


久しぶりに折原作品を読みました。
折原一といえば叙述トリックなので、避けていた感はあります。

しかし、叙述トリックがあるとわかっていても、ストーリーの魅力にどんどん引きこまれました。
それこそ寝る時間を忘れるくらいに読み耽ってしまう。

ストーリーは三部にわかれ、一部は過去をメインに探り、二部は同窓会開催、三部は真相究明となっている。

ミステリマニアなら、記憶喪失者が何者で、犯人が誰で、粛清の支配者が誰で、先生の妻が誰なのか気がつくであろう。
意外性はそれほどなく、けれど凝った作りに目が離せなくなる作品である。

あまり期待しすぎでも肩透かしになるだろうから、サスペンス的要素をたっぷり楽しめばいい。


沈黙の教室 (ハヤカワ文庫JA)

著者/訳者:折原 一

出版社:早川書房( 1997-05 )

定価:¥ 987

Amazon価格:¥ 987

文庫 ( 697 ページ )

ISBN-10 : 415030579X

ISBN-13 : 9784150305796


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