カーの名作!この作中にでてくる密室講義は有名。
途中でトリックを予想してたら、半分くらい的中してました。トリックの真相は、今のミステリに慣れている人たちには物足りないかもしれません。
しかしながら、カーの巧妙なミスリードには毎回感心させられる。カーはトリックメーカーというより、私は卓越した技術者だと思っている。
マジシャンというものは手品が成功するかどうかはその手先などの技術や観客をどれだけ間違った方向に導くか(トリックがバレないように違うものに注意を向けさせる)にかかっている。
カーはこの二つの技術に卓越している。
三つの棺は、多くの人がこのミスリードで惑わされるのではないだろうか。密室トリックはわかっても、それ以外の部分で騙される。
本格ミステリで「騙されて気持ちいい」と思える人は、是非ご堪能あれ。
著者/訳者:ジョン・ディクスン・カー
出版社:早川書房( 1979-07 )
定価:¥ 714
文庫 ( 375 ページ )
ISBN-10 : 4150703531
ISBN-13 : 9784150703530
Wrote by 2006/01/02



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