ふたたび赤い悪夢/法月綸太郎

法月綸太郎のもとに深夜かかってきた電話。救いを求めてきたのはあのアイドル歌手畠中有里奈だった。ラジオ局の一室で刺されたはずの自分は無傷で、刺した男が死体で発見される。恐怖と混乱に溢れた悪夢の一夜に耐えきれず、法月父子に助けを願い出た。百鬼夜行のアイドル業界で“少女に何が起こったか”。 —Amazonより


作者の煩悶が、事件を通じて作中の名探偵・法月が代弁し、探偵や推理小説(専らクイーンだが)の存在意義を見出す内容になっている。

事件のストーリーそのものも中身のあるものとなっているが、探偵が異常と思えるほど事件よりも目立つ印象がある。

そういう探偵哲学的なものが苦手な人にはあまりお勧めできない作品だが、純粋な推理小説としても読めるので一読の価値はある。



ふたたび赤い悪夢 (講談社文庫)

著者/訳者:法月 綸太郎

出版社:講談社( 1995-06-07 )

定価:¥ 900

Amazon価格:¥ 900

文庫 ( 620 ページ )

ISBN-10 : 4061859897

ISBN-13 : 9784061859890


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