ペルソナ探偵/黒田研二

作家を志し同人誌を作る六人の男女が、チャットルーム「星の海」に集まった。星の名前をハンドルネームにした彼らに面識はなく、プライベートは秘することを約束事にしていた。だが、そのことがすべての事件の伏線となり、真の悲劇を招き寄せる。それぞれの謎が環となって、予測不能の最終章へと繋がる衝撃作。
— ここまではamazon紹介文より —


この作家とは波長が合うのかどうか知らないが、今回も楽しんで読むことができた。

内容は、一見するとチャットルーム「星の海」のメンバーの作中作の短編を繋ぎ合せた作品に見えるが、実はそれは最終章で長編としてのカタチを見せる仕上がりになっている。

随所で「あれ?」とひっかるものを感じ、ある程度の推測を試みるのだが、見事にその裏をかいた結末を用意してくれている。
最終章では逆転につぐ逆転で、意外な真相により事件が収束がされている。

○○をxxにしようという発想は私の脆弱な脳でも思いつく代物なのだが、それをこういった形で伏線を張って欺くというのは見事である。



ペルソナ探偵 (講談社文庫)

著者/訳者:黒田 研二

出版社:講談社( 2009-02-13 )

定価:¥ 710

Amazon価格:¥ 710

文庫 ( 400 ページ )

ISBN-10 : 4062762765

ISBN-13 : 9784062762762


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