黄色館の秘密/折原一

実業家の阿久津が住む「黄色館」は、世界の猥褻な珍品を集めた「秘宝館」でもある。そこに盗賊団から黄金仮面を盗むという予告状がきて、ひょんなことに黒星警部が宝の守衛役をすることになってしまう。
黄金仮面が見事に盗まれ、同時に密室殺人が現出する。迷探偵・黒星が事件を混迷させていく。

舞台装置を巧妙に利用した密室殺人です。木の葉を隠すなら森の中というけれど、この作品は見事に密室殺人のからくりを隠蔽しています。
ディクスン・カーが得意とする趣向で密室が構築されてます。

トリックがわかってしまえば、「なんだぁ」となるかも知れませんが、作者の巧妙な手口に私は感心しました。

黄色館の秘密―黒星警部シリーズ (光文社文庫)

著者/訳者:折原 一

出版社:光文社( 1998-03 )

定価:¥ 580

文庫 ( 336 ページ )

ISBN-10 : 4334725589

ISBN-13 : 9784334725587


Wrote by 2006/01/24

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