映画監督が新作「探偵映画」の撮影中に失踪し、撮影は中断される。シナリオの結末は監督しか知らず、残されたスタッフは既に撮影を終えたシーンから「探偵映画」の犯人を推理していく。
我孫子武丸氏が放つ、切れ味鋭いミステリ。
「殺戮に至る病」を合わせてこの作品は彼の代表作だと思っています。
ユーモアに溢れた展開で飽きさせずに読ませてくれるが、結末には「あっ」と驚かされます。
一見、犯人は誰でも当て嵌まるかのように思えるのですが、真実は一人の人物でしかあり得ないという事が明らかになります。
「殺戮に至る病」といい、我孫子氏の騙しのテクニックに脱帽です。
著者/訳者:我孫子 武丸
出版社:講談社( 1994-07 )
定価:¥ 580
文庫 ( 332 ページ )
ISBN-10 : 406185707X
ISBN-13 : 9784061857070
wrote by 2006/01/31



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