箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達。巨大な箱型の建物。美少女転落事件。バラバラ殺人・・・。様々にちりばめられた箱の事件を、憑き物落としの京極堂が開放していく・・・。
前作で色々な意味で衝撃的なデビューを飾った京極氏。
私は、この作品のほうが好きです。前作がアンチミステリだとしたら、当作品は本格ミステリの骨格がある不可思議小説。
京極堂シリーズは、雰囲気も魅力的だが、それ以上に京極堂の含蓄とそれに折り重なる文体が絶妙なハーモニーを奏でているのが持ち味である。読んでいて、一種の麻薬を味わったような感覚にさえ陥る。
もちろん、当作品はしっかりとミステリもしている。
著者/訳者:京極 夏彦
出版社:講談社( 1999-09-08 )
定価:¥ 1,140
Amazon価格:¥ 1,140
文庫 ( 1060 ページ )
ISBN-10 : 4062646676
ISBN-13 : 9784062646673
wrote by 2006/02/18



Comments
コメントはまだありません。
コメントする