殺人方程式 -切断された死体の問題/綾辻行人

新興宗教団体の教主が殺された。儀式のために籠もっていた神殿から姿を消し、頭部と左腕を切断された死体となって発見されたのだ。厳重な監視の目をかいくぐり、いかにして不可能犯罪は行われたのか。2ヵ月前、前教主が遂げた奇怪な死との関連は? 真っ向勝負で読者に挑戦する、本格ミステリの会心作!(アマゾンより抜粋)

この作品は、独特な世界観をもった本格ミステリの館シリーズ、サスペンスタッチで描いた囁きシリーズ、ホラー色を前面に押し出した殺人鬼シリーズなどに見られる共通点があまりなく、綾辻作品の中で、トリックにおいても雰囲気においても設定においても最も映像化しやすい作品である。
だからといって、作品の質が劣るというわけでなく、少なくとも流行作家が適当に創りだした作品よりもミステリとしてのクオリティは高い。
如何せんながら綾辻ファンの中では評価が低めの作品だが、エラリイ・クイーンを意識して具現化したという意味では、なかなかの出来ではないだろうか。

殺人方程式 〈切断された死体の問題〉

著者/訳者:綾辻 行人

出版社:講談社( 2005-02-10 )

定価:¥ 700

Amazon価格:¥ 700

文庫 ( 420 ページ )

ISBN-10 : 4062749912

ISBN-13 : 9784062749916


wrote by 2006/04/04

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