綾辻作品(ちなみに、綾辻さんの辻はもう一つ点がつきます)で1位を選べと言われると大概の人は「時計館の殺人」か「霧越邸殺人事件」を挙げる人が多いのではないだろうか。
しかし、私の中での1位は今回紹介する「迷路館の殺人」である。
設定、構成力、登場人物の全てが本格ミステリの血流を感じさせ、初めて本格ものを読んだ時のようなワクワク感がある。
この小説は2度驚く(2度の大ドンデン返しがある)内容なので、2度驚きたい方は綾辻作品を「十角館の殺人」から「迷路館の殺人」まで順番に読むことをお勧めします。
私の中では、館シリーズの集大成的な作品に感じているのだが・・・。
迷路館までは作品づくりを楽しんでいるように感じたが、時計館以降から商業的なものを感じるようになったのは私だけだろうか?
とはいえ、迷路館以降の館シリーズも充分楽しめる秀作ばかりである。
著者/訳者:綾辻 行人
出版社:講談社( 1991-09 )
定価:¥ 620
文庫 ( 375 ページ )
ISBN-10 : 4061849794
ISBN-13 : 9784061849792
Wrote by 2005/12/08



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