最上階の殺人/アントニイ・バークリー

モンマンスマンションに住む老女が殺害された。現場に向かったモーズビー警部は盗みの常習犯キャンバウェル・キッドの犯行だと断定するが、シェリンガムは独自の調査と分析から異なる推理を導き出していく。単純な強盗殺人だと思っていた犯行が、複雑化の様相を呈し、被害者の姪でありシェリンガムの秘書となったステラと共に事件の真相に近づいていく・・・。

ロジャー・シェリンガムの魅力が健在の作品。
どたばた、シェリンガムの奇行、ミスリード、どれもこれもアントニイ・バークリーらしい道具立てがふんだんにあります。シリーズを何作か読んでいる人なら、オチはだいたい予想できるでしょうが、それでも充分に楽しめる作品です。
特筆すべきところは、新たに登場した美人秘書。この秘書とのやりとりが大変楽しめました。
小粒ながらピリリと辛い傑作。

最上階の殺人 (Shinjusha mystery)

著者/訳者:アントニイ バークリー

出版社:新樹社( 2001-08 )

定価:¥ 2,100

Amazon価格:¥ 2,100

単行本 ( 349 ページ )

ISBN-10 : 4787585088

ISBN-13 : 9784787585080


wrote by 2006/04/17

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