見ず知らずの若い男に殺されそうになりながらも、なんとか助かった梢絵。だが、なぜ自分がこんな目にあったのかがまったくわからない。警察の調べでは、男の手帳に残されたメモから、彼が連続無差別殺人事件の犯人であることが濃厚であるという。最後のターゲットの梢絵だけが助かったのだとも。ところが男は事件後に失踪し、以来、行方が知れない。事件から四年後、梢絵は、男が自分を襲った理由をはっきりさせるため、「恋謎会」に調査を依頼した。各メンバーはそれぞれが持ち寄った“証拠”をもとにさまざまに推理を繰り広げるのだが…。ロジックに淫した西沢ミステリの真骨頂(アマゾンより抜粋)。
当作品は、アントニイ・バークリーを意識したかのようなメタ性-つまり、推理合戦によるどんでん返し-と魅惑的な登場人物の語り口で、なかなか楽しめた内容だった。
ただ結末が私好みではなく、意外性も少なかったような気がするし、結局は強引な動機であったように思われる。
著者/訳者:西澤 保彦
出版社:原書房( 2002-03 )
定価:¥ 1,785
Amazon価格:¥ 1,785
単行本 ( 292 ページ )
ISBN-10 : 4562034912
ISBN-13 : 9784562034918
wrote by 2006/10/09



Comments
コメントはまだありません。
コメントする