姑獲鳥の夏/京極夏彦

賛否両論を巻き起こした京極夏彦の処女作。
トリックは、京極夏彦ワールドでしか構築でき得ないものであるので、「こんなのは推理小説ではない」という声が多数ある。

しかし、「これは京極堂推理小説だ」と私は敢えて言わせてもらう。

膨大なページ数、独特な感性で紡ぎだされる文章、登場人物の特異性、
この作品には、形容し難い香りを放っており、一種の麻薬のようなものである。

「姑獲鳥の夏」が推理小説かどうかは読者の判断に委ねるが、作中には主人公の口から解決の糸口がはっきりと語られているので、決してアンフェアな作品ではない。

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

著者/訳者:京極 夏彦

出版社:講談社( 1998-09-14 )

定価:¥ 840

Amazon価格:¥ 840

文庫 ( 630 ページ )

ISBN-10 : 4062638878

ISBN-13 : 9784062638876


Wrote by 2005/12/11

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