毒入りチョコレート事件/アントニイ・バークリー

一見単純にみえる毒入りチョコレートによる殺人事件は、スコットランド・ヤードも投げ出すほどの難事件だった。その解決に乗り出したのは、ロジャー・シェリンガムを会長とする犯罪研究会の面々。六名の会員が、同一事件に対して示した六様の推理と解決策。本格推理文学の典型的手法を縦横に駆使した、アイルズ=バークリーの古典的名作(アマゾンより抜粋)。

軽快な語り口と、六つのロジックの展開。読者を飽きさせることなく、ミステリの皮肉を含みつつ、五つの推理が終える時にそれぞれの個性が収束して六つ目の真実の推理へと到達する。

現代人が読んでも色褪せることなく、楽しんで読める作品である。むしろ、これを模した現代の作品群が古臭く感じられるほどだ。

毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)

著者/訳者:アントニイ・バークリー

出版社:東京創元社( 1971 )

定価:¥ 588

文庫 ( 304 ページ )

ISBN-10 : 4488123015

ISBN-13 : 9784488123017


wrote by 2007/01/19

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