海外文学

黒後家蜘蛛の会1/アイザック・アシモフ

黒後家蜘蛛の会とは、科学者、数学者、弁護士、作家、暗号専門家の六人が毎月一度開く晩餐会である。 話しがミステリじみてくるとにわかに場は活況を示し、会員が各々得意げに推理を語る。 だが、毎回真相を言い当てるのは給仕のヘンリ [...]

毒入りチョコレート事件/アントニイ・バークリー

一見単純にみえる毒入りチョコレートによる殺人事件は、スコットランド・ヤードも投げ出すほどの難事件だった。その解決に乗り出したのは、ロジャー・シェリンガムを会長とする犯罪研究会の面々。六名の会員が、同一事件に対して示した六 [...]

救いの死/ミルワード・ケネディ

地方名士エイマー氏は金と暇ににあかせて探偵のまねごとを思いつき、かつて人気絶頂の映画俳優が突然引退した謎を解こうと調査を始める。やがて俳優の過去に秘められた2つの事件が浮上するが…。30年代英国ミステリ界の異才が盟友バー [...]

サイロの死体/ロナルド・A. ノックス

イングランドとウェールズの境界地方、ラーストベリ邸で開かれたハウスパーティで、車を使った追いかけっこ 〈駈け落ち〉 ゲームが行われた翌朝、邸内に建つサイロで、窒息死した死体が発見された。死んでいたのはゲストの一人で政財界 [...]

シシリーが消えた/アントニイ・バークリー

レディ・スーザンと近親者たちを中心に集まった屋敷での夕食会で、ある男がいった。「ひとを消すことができる、とびっきりの呪文があるんだ」そして食後の気晴らしで始まった降霊会の最中に、若い女性―シシリー・ヴァーノンがほんとうに [...]

僧正殺人事件/ヴァン・ダイン

「コック・ロビンを殺したのはたあれ」というマザー・グースに沿って怪奇な殺人事件が発生する。友人マーカムとともに調査に乗り出したファイロ・ヴァンスは、独自の心理分析によって犯人の正体を詰めていくが、目前で嘲笑うかのように次 [...]

エジプト十字架の謎/エラリイ・クイーン

ウェスト・ヴァージニアの片田舎で起きた凶悪な殺人事件はT字で彩られていた。T字路に立つT字型の道しるべに貼り付けにされた首なしのT字型の死体・・・。狂信的な迷信家や裸体主義者などの個性的なメンバーが入り乱れて、第二・第三 [...]

Xの悲劇/エラリイ・クイーン

ニューヨークの市街電車で、仲間と乗車していた株式仲買人が殺害された。警察は元俳優のドルリイ・レーンに事件の解決を依頼するが、嘲笑うかのように第二、第三の事件が発生する。巨匠エラリイ・クイーンがバーナビー・ロス名義で発表し [...]

絹靴下殺人事件/アントニイ・バークリー

ロンドンに出たまま消息を絶った娘の行方を探す父親の手紙に動かされ、ロジャー・シェリンガムが調べてみると、劇場でコーラスガールとして働いていた彼女は、数週間前に絹のストッキングで首を吊って死んでいたことが判明する。しかし、 [...]

最上階の殺人/アントニイ・バークリー

モンマンスマンションに住む老女が殺害された。現場に向かったモーズビー警部は盗みの常習犯キャンバウェル・キッドの犯行だと断定するが、シェリンガムは独自の調査と分析から異なる推理を導き出していく。単純な強盗殺人だと思っていた [...]